奈良県にある十津川村には様々な伝説が存在しているのをご存じでしょうか?
神様に選ばれた人しか辿り着けない神社や、天皇陛下に関する伝説など、なかなかディープな伝説があるようです。
この記事では「十津川村の伝説がすごい!神様に呼ばれた人しか行けない神社や狼伝説も!」と題して、十津川村にまつわる伝説について調べてみました!
十津川村の伝説①玉置神社
十津川村の伝説である「玉置神社」についてみていきましょう。
玉置神社は、神様に呼ばれた人間しかたどり着けないという伝説がある神社です。
今日は朝4時に起きて伝説の玉置神社という過酷な場所へ3時間半かけて行ってきました。奈良県十津川村です。ここは狂気にも効くらしいので心当たりのある方はぜひ。 pic.twitter.com/DjJi35X60f
— Yuki / 農ときどき旅 (@yukiganimata) October 24, 2021
玉置神社のある玉置山は、奈良県十津川村にある標高1076mの山で、9合目に玉置神社、頂上には展望台があります。
現在でこそ、自動車が通ることのできる道路や看板も整備されていますが、ガードレールがなかったり、車2台がすれ違い出来ない箇所もあるので、山道の運転が不安な人はやめておいたほうが得策です。
お客様に今年もありがとうね〜と、奈良県十津川村にある玉置神社のお守りをいただきました🙏この神社❗呼ばれないとたどり着けないと言う伝説がある神社です😱お守りが入っていた袋を見て〜🤔もうちょい頑張ったら〜ミッキーやん〜😆あかん、罰当りやー😫 pic.twitter.com/FkELyhUuiI
— masayo (@sanpatu38) December 18, 2020
呼ばれないと行けない神社という伝説のある神社ですが「行きたいと思わなければ行き辛い神社」ですね。
十津川村の伝説②国王神社
次に十津川村の伝説である「国王神社」についてみていきましょう。
国王神社は、第98代長慶天皇をお祀りしている神社です。
「南朝」と「北朝」の2つの朝廷が存在した南北朝時代(1336-1392年)、南朝の長慶天皇が北朝勢のために十津川の上流で自害しました。村民はその長慶天皇の首をで発見し、南帝陵として手厚く葬られました。
奈良県十津川村 国王神社
1370年代に長慶天皇の首がこの辺りに流されて光を発した、という伝説に因む。 pic.twitter.com/ZG1aFv1oO4— ハロ†(‘∇’)† (@Harrod2) May 28, 2022
その首は光を発したという伝説が残っており、現在も「頭の神様」として十津川村の国王神社に崇められています。
NHK見てたら奈良県十津川村の特集。
南朝三代の長慶天皇を祀る国王神社には、北朝に攻められて自決した長慶天皇の御首を発見し、埋葬した場所が南帝陵になったという伝説があるとか。
話の信憑性はともかくその話を再現した大祭が今でも伝わってるのが面白い。https://t.co/NbCJS0aXSq— ぶる〜の (@shin10276707) January 25, 2019
その伝説から、十津川村の国王神社は「首から上の病気にご利益のある神社」とされています。
十津川村の伝説③オオカミ伝説
続いて、十津川村の伝説「妖怪から守ってくれる狼伝説」についてみていきましょう。
オオカミ伝説の内容はこうです。
- むかし十津川村に大津波が押し寄せて来た。
- そこへ白いオオカミが現れ、津波に向かって不思議な声で吠え始めると、津波はピタリと止まり干上がってしまった。
- しかし、白いオオカミは息絶えてしまい、村人たちは白いオオカミを丁重に埋葬して、そこへ一本の檜を植え手厚く祀った。
かつて、十津川村周辺の紀伊山地には、ニホンオオカミが生息しており、このようなオオカミにまつわる伝説が残っているようです。
奈良県十津川村の玉置神社の駐車場から霞む果無峠を見た。
和歌山奈良県境の周辺地域に残る伝説や民話の中で、
妖怪から人々を守ってくれる狼の群れがいる。
人と狼が棲み分けをして共存を計った時の境界。
など山の民の人口に膾炙した地点だった。
麓から3時間登山らしいが何時かは登ってみたい! pic.twitter.com/uvihcVNvre— 杜すいとん ワクチンチクチン💉💉💉💉済 (@wolfmuzzle1) February 14, 2018
奈良県南部の十津川村の
玉置神社の近くには「犬吠檜」が近くにある。もう枯死して久しいが
かつては信仰対象で玉置神社の摂社の扱いだったという。
あるとき白狼がその樹上から吠えて
海から離れた十津川を襲ったとされる
大津波から人々を救ったという伝説もあってオオカミ萌えにはたまらない^o^— 杜すいとん ワクチンチクチン💉💉💉💉済 (@wolfmuzzle1) August 9, 2020
伝説となったオオカミを祀る「犬吠檜」が、ご紹介した玉置神社の近くにあります。かつては信仰対象で玉置神社の摂社の扱いだったそうです。
十津川村の伝説まとめ
今回は「十津川村の伝説がすごい!神様に呼ばれた人しか行けない神社や狼伝説も!」と題して、十津川村にまつわる伝説について調べてみました!
まとめると
- 神様に選ばれた人しか辿り着けない神社「玉置神社」
- 天皇陛下の御首が光ったとされる伝説のある「国王神社」
- オオカミが村を守ったとされる伝説
など、なかなかディープな伝説がありました!
あまりに遠すぎて、奈良県民でも滅多にいかない伝説の村という声もあるようですが、一生に一度は訪れてみたいですね!
十津川村には他にもやばそうな噂ががあります!「秘境 十津川村がやばい」の記事を合わせてご覧になってみてください^^
最後までご覧いただきありがとうございました^^