ネットで諏訪神社を調べていると「諏訪神社やばい」と表示されますよね。
全国にある諏訪神社の一体何がやばいのでしょうか?
調べてみると、神様へのお供えものとして生贄をささげる風習もあったようです…。
この記事では「諏訪神社がやばいと噂される理由は?子供を生贄にしていたって本当?」について調査した内容をまとめました!
諏訪神社とは
諏訪大社は、長野県の諏訪湖近くにある日本最古の神社の1つです。
この諏訪大社は、日本全国に1万余りある諏訪神社の総本宮であり、長野県諏訪湖周辺に存在する4つのお宮を総称して諏訪大社と呼ばれています。
諏訪大社には、他の神社には見られない狩猟信仰を発祥とする独特な信仰があり、神様へのお供え物として、鹿や蛙などを生贄(いけにえ)に捧げる風習がありました。
古くは「子供を生贄に捧げていた」という言い伝えもあるのではないか?とのことです。このあたりが、諏訪神社がやばいと言われる理由のようですね。
諏訪神社がやばいと噂される理由
早速、諏訪神社(諏訪大社)がやばいと噂される理由について、その特徴的な風習や神事について具体的に見ていきましょう。
諏訪神社がやばい理由①:御柱祭
諏訪大社の中で最大にしてもっとも重要な神事が「御柱祭(おんばしらさい)」。
山から御柱を曳き、境内に建てる一連の神事で、平安初期から7年に一度行われています。
7年に一度、遥か昔からこの諏訪の地で寅と申の年に執り行われる神事「式年造営御柱大祭」。宝殿の造り替え、そして御柱を選び、山から曳き、境内に建てる一連の神事は通称「御柱祭」と呼ばれ、諏訪大社(すわたいしゃ)の中でも最大にして最も重要な神事とされています。1200年以上も連綿と受け継がれ、諏訪6市町村の氏子たちが奉仕する御柱祭は、諏訪の誇り高き伝統文化でもあります。
諏訪大社の御柱祭の御柱を車山山頂まで引っ張ってた。めちゃくちゃキツそう pic.twitter.com/AIiBXQKBLn
— sho (@s65sho) October 2, 2022
御柱祭では、巨木にまたがって急な坂を滑り落ちることもあるようです。
ミシャグジさまの諏訪大社と言えば御柱と言われるデッカイ柱を木落しとかいって滑らせる荒っぽいお祭りが有名ですよね
歴史の古いお祭りはなんだか理解を超える事をやることがありますよね(^^; pic.twitter.com/bCu05iyUzA
— アカラサマー (@x07VdlKEHZvp0I2) April 10, 2018
諏訪大社 下社秋宮(長野県諏訪郡下諏訪町)
今年は7年に1度の #御柱祭 の年🌳#諏訪大社 さまの #下社秋宮 へ
春宮から旧中山道を歩きましたが、宿場町の風情を残す建物やお店がたくさんあっていいですね♪
神楽殿の大しめ縄と狛犬が圧巻でした😊#御柱年限定朱印#樅の木板朱印 pic.twitter.com/au8VzUFHJA
— 和 (@Kazma_M13) September 27, 2022
諏訪大社はもちろん、各地の諏訪神社でも「御柱祭」が行われているようですね。
今日は地元の御柱祭、里曳きと建て御柱を行います。
今朝は6時から神社の幟旗を立てたよ。
里曳きは午後2時〜8時頃までの長丁場!
諏訪大社に比べれば小さい柱ですがやはり人力で動かすのは結構大変です。
子供からお年寄りまで区民総動員!怪我しない程度に頑張ります! pic.twitter.com/6KvtwCR4sv— 嶋田転作 (@EZsoHz8RMhnS1BO) October 1, 2022
諏訪の伝統として受け継がれているようですが、その起源や由緒などはあきらかではないようです。
謎だらけのやばい神事ですね・・・。
諏訪神社がやばい理由②:蛙狩神事
諏訪大社生きた蛙を生贄に捧げる神事を蛙狩神事(かわずがりしんじ)と呼びます。
#諏訪大社
1月1日、冬眠するカエルを掘り起こし串刺しにし、生け贄としてお供えする蛙狩神事が年明けに行われます。今日、蛙狩神事を行わないよう電話しました。そのあと電話した方もいて、最終的には電話口では応対しない旨を述べたようです。
他行事でも、鹿、兎、キジなどの命を搾取する。#初詣 pic.twitter.com/immajWORiD— めー子🐐🇺🇦🌻(1日も早く人々に日常が戻りますように ) (@yachiyo882002) December 22, 2017
このように、冬眠する蛙を掘り起こし、串刺しにして生贄にするという神事です。
なぜ蛙なのかといえば、諏訪の神は蛇神ミシャグジだからというのが理由のようです(諸説あり)。
「諏訪大社の御柱と年中行事」1992年刊
より。
なぜカエルなのかといえば、諸説あるが、諏訪の神は蛇神ミシャグジだから、というのが一番簡単明快な答えになるだろう。まあ残酷と言えば残酷だが、諏訪は古代からこういう贄を供える神事が伝わる pic.twitter.com/WwXnZAbhZj— 幣束 (@goshuinchou) January 1, 2016
蛙狩神事(かわずがりしんじ)に使用されるのはアカガエルという日本固有種だそうです。
No.24 ヤマアカガエル
本州〜九州に分布する日本固有種のアカガエル。ニホンアカガエルと生息地が被ることもあるが、本種の方がより山間部を好む傾向にある。諏訪大社の「蛙狩神事」で使われるカエルは本種。
長野県にて。
#湿地帯生物図鑑 pic.twitter.com/LDlhbWccHE— あぼせっと (@yurizukikamome1) March 4, 2020
生きた冬眠中の蛙を生贄にするため、このように、動物愛護の反対活動もおこなわているようですね。
【諏訪大社 本宮】
「蛙狩神事」(かわずがりしんじ)
御手洗川のカエル🐸を弓矢で射てお供えをする儀式。土地の神様へのお礼の生贄とされている※諸説アリ
↓反対する人達 pic.twitter.com/p7c7hMu7aN
— 軽トラ女子大生【アラスカへ!!向かう】 (@keitorajyoshi) January 6, 2022
時代の流れもありますので、このような伝統的な神事も、周囲から見るとやばいと思われているのは否めないようです。
諏訪神社がやばい理由③:御頭祭
諏訪大社の神事である御頭祭(おんとうさい)。
毎年4月15日に行われます。
かつて、子供の生贄(いけにえ)を出す代わりに、75頭の鹿の頭を差し出したことがその神事の由来になったと言われているそうです。
本日四月十五日は諏訪大社御頭祭、通称酉の祭。
かつては七十余頭の鹿や猪など山の幸を供え、神と人とが共に宴饗宴を行う神人共食の祭りだった。御室に籠もりミシャグジの霊威を付けた六人の少年が大祝の代理(神使)となって、諏訪郡各地にミシャグジの霊威を授けに旅立つ儀式。 pic.twitter.com/TKZ5BniPb6
— 三好妙心 (@miyoshinsai) April 15, 2021
諏訪大社上社では鹿の頭を奉納する御頭祭や矢で射抜いたカエルを奉納する蛙狩神事が行われるが、これらも稲作だけでは食い繋げず山林で狩猟採集をせねばならなかった諏訪の実情を反映していると思われる。
縄文の気風を遺していると言われ僕も信じていたが、実際はこういう俗っぽい理由ではないか。 pic.twitter.com/HmS2xJ4hkq
— 航海長@夢想吟遊詩人 (@aichikenno) January 10, 2022
毎年4月15日に諏訪大社上社で行われる「御頭祭(おんとうさい)」では、“生贄の儀式”として鹿や猪の頭部を75頭分、贄として捧げていたとされている。神道では獣の血は“穢れ”とされるが、ここでは縄文的な生臭さが色濃く残っている不思議な祭りである。現在は剥製を使用。#諏訪 #縄文 #御頭祭 pic.twitter.com/nS62FDUXAc
— ᗰIᗪOᖇIᑌᔕᕼI (@MIDORIUSHI666) October 3, 2018
現在は剥製を使って御頭祭(おんとうさい)が行われているようですが、神社でも他では見られない神事なのだとか・・・
これはかなりやばい雰囲気がします。
子供を生贄にしてたって本当?
もうひとつのキーワードである「子供を生贄にしていたか」についてもしらべてみました。
どうやら、その昔に子供を生贄にする代わりに、鹿75頭の頭をお供え物としてささげることになったことが、御頭祭(おんとうさい)の起源となったようです。
つまり、蛙や鹿が生贄にされていたというのは事実ですが、子供は生贄にはされていなかったようです。あーよかったです。安心しました…(^^;
諏訪神社がやばい理由まとめ
この記事では「諏訪神社がやばいと噂される理由は?子供を生贄にしていたって本当?」について調査した内容をまとめました!
蛙狩神事や御頭祭など、なかなかやばい神事がたくさん行われていることがわかりました。
平安初期から1200年以上つづく御柱祭も、その起源や由緒が明らかではないと公式HPに記載されていて、なんだかとても不思議な伝統です。
最後までお読みいただきありがとうございました^^